[ti:古いSF映画]
[ar:amazarashi]
[lr:秋田ひろむ]
[co:秋田ひろむ]
[00:00.00]
[00:00.30]amazarashi - 古いSF映画
[00:05.80]作詞:秋田ひろむ
[00:08.47]作曲:秋田ひろむ
[00:11.22]
[00:16.74]
[00:21.50]昨日の夜遅く テレビでやっていた映画を見たんだ
[00:27.13]未来の世界を舞台にした 海外の古いSF
[00:32.52]すでに世界は汚染されて マスクなしじゃ肺がただれて
[00:38.09]瓦礫の如きメトロポリス 未開の惑星みたいな地球
[00:43.57]逃げ込んだ先は地下室 ただしの80000km2の
[00:48.78]昔はシェルターと呼ばれていたが 今じゃ都市と呼んで差し支えない
[00:54.29]人工太陽 人工植物 そもそも人工じゃないものはない
[00:59.71]ほぼ人間と変わらぬAI 誰もそれに疑問は抱かない
[01:05.77]
[01:11.26]
[01:16.03]殺人 略奪 治安維持も無く 力は力でしか抗えない
[01:21.53]犯罪の5割はアンドロイド 科学の飽和を憎む主人公
[01:27.00]前時代ののCGもほどほどに 徐々に核心に迫るミステリ
[01:32.52]だが実は彼もアンドロイド ってのがその映画のラストカット
[01:38.25]
[01:44.02]
[01:49.74]僕らが信じる真実は 誰かの創作かもしれない
[01:55.22]僕らが見てるこの世界は 誰かの悪意かもしれない
[02:00.60]人が人である理由が 人の中にしかないのなら
[02:06.10]明け渡してはいけない場所 それを心と呼ぶんでしょ
[02:11.76]
[02:16.74]
[02:21.56]風がそよぎ 海が凪ぎ 空に虫と鳥が戯れる 木々は今青々と
[02:28.35]四季の変わり目にさんざめく 見てみろよ
[02:32.25]当たり前にある景色も 大事にしなきゃなって思うでしょ
[02:38.00]この世界に不必要なのは人類だって話もある
[02:43.23]説教じみた話じゃつまらない 分かってるだからこそ感じて
[02:48.76]経験は何よりも饒舌 そしてそれを忘れちゃいけないよ
[02:54.23]草木に宿る安堵の情念 昔の人は神様と呼んだ
[02:59.81]ほら触れて想像してみなよ この温もりを君は何と呼ぶ?
[03:05.52]
[03:11.23]
[03:17.05]僕らが信じる真実は 誰かの創作かもしれない
[03:22.46]僕らが見てるこの世界は 誰かの悪意かもしれない
[03:27.94]人が人である理由が 人の中にしかないのなら
[03:33.40]明け渡してはいけない場所 それを心と呼ぶんでしょ
[03:38.95]
[03:44.04]
[03:49.10]どう? 理解できたかな これが人類の原風景
[03:54.22]上映はこれにて終了です 拡張現実プラネタリウム
[03:59.85]お帰りの際は保護服と マスクをお忘れないように
[04:05.22]手元のモニタでご確認を 本日の東京汚染予報
[04:11.09]
[04:14.26]僕らが信じる真実は 誰かの創作かもしれない
[04:19.76]僕らが見てるこの世界は 誰かの悪意かもしれない
[04:25.17]人が人である理由が 人の中にしかないのなら
[04:30.60]明け渡してはいけない場所 それを心と呼ぶんでしょ
[04:36.15]僕らが愛した故郷が 殺されてしまうかもしれない
[04:41.54]僕らが待ってた未来は 誰かの筋書きかもしれない
[04:47.02]人が人である理由が 人の中にしかないのなら
[04:52.50]受け入れてはいけない事 それは君自身が決めなきゃ
[04:58.09]
[05:08.52]
[05:18.95]昨日の夜遅くテレビで やっていた映画を見たんだね
[05:24.40]不安になるのは分かるけれど フィクションはあくまでフィクション
[05:29.82]この先どうなるかなんて そんなこと僕に聞かないで
[05:35.28]答えは君自身が見つけて 僕は名も無いアンドロイド
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